El-Moamen Abdalla, Associate professor, Tokai university institute of global education and research 東海大学国際教育センターのアルモーメン・アブドーラ准教授(日本語日本文学博士)がイスラム社会からみた日本人人質事件やフランスの週刊紙襲撃事件について話し、記者の質問に答えた。 司会 川村晃司 日本記者クラブ企画委員(テレビ朝日) 日本記者クラブのページ http://www.jnpc.or.jp/activities/news… ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 記者による会見リポート(日本記者クラブ会報2015年3月号に掲載) 一枚岩ではないイスラム教徒 日本記者クラブの会見ではアラビア語の通訳として顔なじみで、ゲストとしては初登場。当初のテーマは仏週刊紙襲撃事件だったが、過激派組織「イスラム国」による日本人人質事件が尾を引くなか、幅広く「イスラムの視点」を語った。 「これが言論の自由とか、イスラム対西洋と言われることには正直うんざり」。仏週刊紙襲撃事件を非難しながら、事件後に挙がった週刊紙に賛同する声に異議を唱えた。フランスで増える移民に対する不安や反感が移民排斥の急進的な論調を後押しする中で起きた事件であり、「極めてローカルな」ものと言い切った。これを「言論の自由」と言ってのけることは、世界にまん延するダブルスタンダード、すなわち矛盾の1つだ、とも。 「イスラム国」の行動に絡んでも強調したのは、「イスラム教徒はイスラムの理解において一枚岩ではない」ということ。イスラムの教えでは平等・自由・人権が尊重されるが、さまざまな時代の法学者が学説を述べる中で多様な解釈が生まれてしまった。そして過激派が若者を引き寄せるのに利用するのが、前述のダブルスタンダードであるという。イスラムの視点、もっと続きが聞きたくなった。 朝日新聞社会部 高橋 友佳理
Far far away, behind the word moun tains, far from the countries Vokalia and Consonantia, there live the blind texts. Separated they live in Bookmarksgrove right at the coast of